爽子のSideM日記

アルジョのPになった

たった1人のアイドルが1人の底辺馬鹿な人間を救った~福岡公演Blu-rayを見た話~

これは勉強もクソほどにできないし、なんなら人間的にもおかしい私という人類がたった1人のアイドルに人生を救われながら「THE IDOLM@STER SideM 3rd TOUR GROLIOUS ST@GE! Side FUKUOKA」のBlu-rayを見た話である。

(一度アップしたものの書きかけを投稿するというクソ案件が発生したので一度下げていました。すみません)


筆者のパーソナル紹介
某専門学校の学生。
趣味、アイドル育成とその応援、そしてヲタ活。
特技は時間の浪費。
口癖は「学校爆発しないかな」。
担当、硲道夫。そして榊夏来、ピエール。
準担当、神楽麗、冬美旬。
以上。

文章が特別うまいわけでもないし、どちらかというとダラダラ書き続けるほうが得意なので死ぬほど暇な人だけ読んでください。





私はS.E.Mが大好きだ。
だから、3rd福岡公演で硲道夫役である伊東健人さんが進行役だと知ったときは跳び跳ねるように喜んだし、「Reason!! そうだろ?」ガシャで道夫先生のお声が耳に飛び込んできたときは黄色い歓声を飛び越えて「ぎゃぁああ」と茶色い声を上げてしまった。

ふーみんのネタである(ネタなのか?)「耳が空から帰ってこない」や、漣イキりからの小松さんが現れる低姿勢発言、えのきじゅんや氏の天才的なトークでゲラゲラ笑ったあと、ドドンと太鼓の音が聞こえてきたときも漏れなく「うぉおお」とど黒い声を上げたものだ。


ユニット曲の1曲目である『From Teacher To Future』について、以前ブログでも書いたのだが、

https://sawako-uisen.hatenablog.jp/entry/2019/01/13/235501


こんな話があった。
留年するか、進級するか。
先人の先輩方がそうなってきたように、最終学年になれればその先の就職先含め安泰だということはわかっていた。ただ、それは最終学年まで上がれば、という話であって、そこまでの過程は卒業というふるいにかけられるような、そんなものである。


壊滅的に勉強ができない&嫌い&苦手のトリプルコンボで私は危機に陥っていた私はひどく焦っていた。
良く言うと学校の雰囲気が合っていると感じ、悪く言うと卒業後の就職先の良さに引っ掛かり入学した。
そもそも4月からの勉強をもっとしっかりやっておけばよかっただろうとか、それなら毎日勉強しろよとか、なんで留年しそうなくらいやばいのにソシャゲしてんだよとか、色々指摘されるべき点はあるのだが、その通りだと思う。
自分ですらそう思うのだから、他人が思わないはずがないのだ。
その通り。


こんなことを書いているけれど、小中学生のときは頭は良かったほうだ、と思う。


それでもそこからだった。
中学からの進学先に選んで受験した先と、自分の学力が見合っていなかった。
そもそも、自分のいた小中学校が「日本一の馬鹿学校」というレッテルを貼られていたことを、もっと自覚しておくべきだったのだ(どうやら今は教員方の尽力により底辺からは脱却しているらしい)。
身内の中では上位でも、外に出てしまうとそれは最底辺の上位にしか他ならず、私はつまりそういう部類の人間だった。下の下の上、女王アリもどきもスズメバチの下っ端には勝てないのだ。


赤点ラインも6割という学校だったので、毎回のテストで死ぬかもしれない、こんな学校来なきゃよかったとヒィヒィ言いながらなんとか毎年定期テストと再試験を繰り返しながら進級して切り抜けてきていた。
しかし、最終学年一歩手前のところで人生最大のピンチが訪れた。


『数学』

である。

これだけは難易度が馬鹿みたいにカンストしていて、1度のテストしか用意されていない上に、6割以上をきちんと取れていないと、他の教科がどれだけ良くても「もう1年遊べるドン!」になってしまう。


じゃあ勉強しろよ、とそう思うだろう。うん、私もそう思う。

だけど、私にはひとつ問題があった。
小中での経験から、「勉強の仕方」を知らなかったのだ。
小中学生の頃は学校の授業だけで全て理解していたので、帰ってから出た宿題も3分で終わらせて弟とずっとカードゲームかポケモンキッズ(という指人形あそび)か吹奏楽をしていた。
ざっくり言ってしまうと、「家庭学習の仕方」を知らなかったのだ。

だから、進級して勉強がわからなくてもどうすればわかるのかもわからず、何がわからないのかもわからないまま、その日暮らしならぬ、そのテスト暮らしで「乗り切る」生活をしていたのだ。

しかしそうも言っていられなくなった。
実質大学生2年分の数学を1年間で履修するため、「乗り切る」法が通用しなくなった。
前期はそれで全滅した。後期も1範囲を残して全滅。
つまり学年末にほぼほぼ全ての範囲をまたやり直し、テストを受け直さなければならなくなった。
自分の責任に他ならないのだが、いっそのこと殺してくれと思った。


そんなときに出逢ったのがS.E.Mだった。
以前のブログにも書いた通り、たまたま見たライブBD販促PVで硲道夫に落ち、Pになった。
S.E.Mの∞やS=M、FTTFを聞いたとき、衝撃が走った。特にFTTFは32、30、23歳でアイドルになった彼らが「キミハナンダッテデキル!」と訴えてくる。説得力が凄まじすぎる。
さっき、全滅しなかった1範囲とあったが、まさにS.E.Mと出逢った時期に受けたテストである。S.E.Mと出逢って、私は過去最高得点を取ることができたのだ。
S.E.Mが心の支えになってくれた。


そして来る3月。
直前まで別の試験があったので、それが終了して全ての力を数学に注げる頃には試験まであと1週間に迫っていた。
同じテストを受ける者同士集まって、とにかく勉強し続けた。
勉強の仕方は未だにわからないままではあったけど、先人という名の先輩方の助言「モンスターを飲んで死ぬ気で14時間やれ」の元、朝の8:00から夜の8:00まで学校に入り浸り、帰ってからも夜の1:00まで、とにかくプリントと過去問を解きまくった。
わからなくてもいいからとにかく書く。プリント100枚セットを1周したらまた最初から。それが終わったら次の範囲。永遠のループである。



そんなときに私のお供をしてくれたのが
THE IDOLM@STER SideMの楽曲たち」だった。
基本的に私はずっとYouTubeにあがっている楽曲試聴を聞いていた。これが全て終わったら曲をフルで聞く、と心に決めたのと、プレイリストに入れておくとCDを変えなくても勝手にどんどん再生されるのと、バックグラウンド再生がYouTubeはできないので(プレミアム会員にならずできないようにした)携帯を触らなくなる、という3つのメリットからだった。
携帯を変えたばかりだったのでそのサービスでずっと聞き続けることができた。
『Hallo, Freunde!』まできたら今度はまた最初に戻って『BRAND NEW FIELD』が再生され始める。
コールが好きなので時々「きーぽん!きーぽん!」「エビバーディヘイヘイレッツゴー!」 などと頭がイカれ呟きながらとにかく手を動かし続けた。だいたい視聴の1周が5時間くらいなのでそれを毎日3週する勢いで手を動かし続けた。



試験当日の朝、FTTFを聞いてボロボロ泣いた。
これで自分の人生決まってしまうんだという緊張と不安感、S.E.Mの歌声が送る安心感が一気に押し寄せ、感情がカンストして涙が溢れてきたのだ。
試験を解いている最中は「道夫先生だったらこんなの簡単に解けるんだろうな」と「早く学校爆発しろ」を交互に考えながら90分が過ぎた。

試験2日目まで終わり、結局学校も爆発せず、正直自信もあまりないまま、結果がわかるのは翌日だと知らされたとき、私はすぐにこのFUKUOKA公演のディスクをテレビ押し込んだ。



そしてまたFTTFで泣き、跪き、拝んだ。彼らにはもうどうにもならないことも知ってはいるのだが、そうも言っていられず、とにかく元教師の現アイドルである彼らに神頼みすることしかできなかった。





ただ、もふもふえんの『うぇるかむ・はぴきらパーク!』では全ての力を使って「ねぇねぇ!!」「すてーじ!!」とコールをすることを自分に決めていた。もふもふえんの曲で萎れてはいけない。途中「かわいい」「がわ"い"い"ね"ぇ"」と呻きながらとにかくとにかく楽しんだ。
間奏で野球をするもふもふえんがかわいすぎたし、お上手に投げるしろーくんのトスをこれまたお上手に打つ直央くんに「じょ"う"ずだね"ぇ"え"」と語彙力が消え、かのんくんの「じゃあかのん審判やりまーす」で「9歳で審判を志願するのか…渋いな…」などとマジレスをしてしまったのだが、とにかく後ろからのカメラアングルが良すぎて息子のお遊戯会を見ているときのように手を叩いて喜んでしまった。

あと何よりしょうごくんの体幹がぶれなさすぎて自分ももっと鍛えようと心に決めた。





『Cafe Parade!』(なぜか機種変してからアキュートが出てこなくなってしまった。後程ちゃんと調べたい)はカフェパレの他の2曲も含めカフェパレ教信者の私が毎日のように神棚のBGMにしたいと願っている曲である。
サビの振り付けでは手をお盆のようにしたり紅茶を淹れたりというような天才ともいえるべきポイントがいくつもあるのだが、私は先日実装されたエムステ神谷幸広ソロのことを思い出していた。


エムステで神谷ソロをプレイすると「素敵なステッキ」をアイドルたちが持って曲披露をしてくれるのだが、実装された当日のTwitterではPたちによる素敵なステッキを持った担当アイドルたちのスクショで溢れ返った。ステッキの長さや持ち方もアイドルそれぞれに違いがあって、どのPたちもその素敵なステッキを持った担当アイドルの姿を喜んでいる姿が印象的だった。
TLで見かけたPも仰っていたのだが、まさにこれが「神谷が広げたかったみんなの幸せな笑顔」なのではないかと思った。私は神谷の名前が名付け親からの想いを感じられてとても好きなのだが、まさにそれを体現するような彼からの思いとステッキがマッチしてステッキの実装によるPたちの笑顔が生まれたのだなぁと思うと思わず涙ぐんでしまうというものだ。





『Symphonic Brave』、死ぬほど好きだ。先日のプロミで歌詞が好きな歌1位に選ばれたのも頷ける。
「出会いが君を変えてしまうことを恐れないでいい 信じて選んでほしい」
「消えないのさ…積み重ねてきた 君が君であるという理由は絶対にね」
これで泣かないやつおるん??
いない。私は泣く。
間奏での鐘を鳴らすフリがものすごい好きなのだが、「ドゥーーーールッッ」のところ(どこのことを言っているのかきっとPならわかってくれるだろう)が一番好きすぎる。
あとふーみんが可愛い。
レジェラジオ毎日聞くね。





大地を蹴り上げる時間だーー!!『強く尊き獣たち』戦いだー!!!!殺陣だーーー!!!!ブォオオ~~ッッブォオオォオッッ~(法螺貝の音)
ここ、靴に注目。
他のアイドルブーツや重めなを履かれていらっしゃる方々が多いのだが、THE 虎牙道の皆様はちゃんと運動靴を履かれていらっしゃる。偉い。殺陣は怪我をリスクも高いというから、本当に安全に気をつけてこれからも殺陣をしていただきたい。
衣装と同じく靴もみんなそれぞれ違って面白いよ!!マニアックな足首フェチからの伝言だ!!!





死ぬほどどうでもいいのだが、このあたりから私は明日の試験結果発表の不安が頂点に達し、腹痛がひどくなってくる。虎牙道の頂点を目指すバトルの私もいつしか混ざっていたようだ。


前述している通り、強欲なことに私には3人の担当がいて、そのうちの1人がピエールである。
モバを初めて一番最初に手に入れた上位イベントSRがアーサー王のピエール+だったこともあり、ピエールの過去のイベントRも集めはじめた。
未だにデッキがクソザゴデッキのため、オートユニットでは4人の恒常Rピエール+が活躍してくれている。

そのくらい私にはピエールがいない生活は考えられないのだが、今までの自分のオタク歴から考えても金髪外国人ショタにハマったことはなく、最初はノーマークだった。まだ自分がピエール担当になるとは思っていない、そんな時期に出会ったのがこの『魔法のステアー』だった。冒頭の「とーびら」の時点で「ぐえっ」と変な声が出た。なにこれ、かわいい。かわいい?かわいい。かわいい!!
自分はもともと"かわいい"キャラクターが好きになる傾向があるとわかってはいたのだが、まさか金髪外国人美少年に落ちる日がくるとは思っていなかった。

ピエールの歌声っていつも笑っているように歌うじゃないですか、それがすっっごい好きなんですよ私はね。
「からふるでぇー しゃーいん ときめくひびぃ」って感じの歌いかたが好きなんですよ、私は。もうほんっっっとにかわいい。かわいいしか出てこないな、やばい。かわいい。

サビ前のカエル飛びするところは意図せずひっくり返ってしまった。こっちが。とにかくかわいすぎる。Beitの王子様衣装の肩のヒラヒラもふわっとなってもうやばかった。死んでしまう。私は蛇にでも襲われるのか?
あと動きとバックスクリーンや階段のラインがリンクしていたの最高、315億点。
あとこれは全然3rdライブとは関係がないんだけど2019年に入ってからのホリエルがカワイイ→カッコいいにシフトし始めたのでもしよければ「ラーメン男子」で検索してみてください…ちばしょーゲスト回が一番の神回。

歌詞的なことを言うと、本当のセトリでは違うのだがFUKUOKAのPVで「君が立っている世界で一緒に夢を叶えたいんだ」とLegendersが歌ったあとの「叶えたい夢があるよ」のピエールソロが続いていて「なーーーーーーんやそれ!!!!」とスマホを片手に叫んでいた。315!!!!!!!!





「あーーーーーっあーーー!!!!!」仙台公演ではWソロの繋ぎが天才だなと思っていたんですがこれもまた天才。これ思い付いた人道端で315億円拾って10パーセントくらい謝礼で受け取ってほしい。
ピエールが魔法をかけるとみのりさんが現れるってそんな………………やめろよ……………殺す気か…??
私もあなたもみーんなチェリッシュブーケ!!!!!

たかぴアイメイク普段とちょっと変わってるじゃんすきぃ…ってなってしまった。毎日それしてほしい。ライブ映えするようにちょっと濃いめだったのかな?毎日してくれ。今のままも好き。

私はみのりさんのこれまでのことを想うとガチ泣きをしてしまうのだけれど、ステージに立っているのは「"アイドル・渡辺みのり"」で、胸がいっぱいになってしまった。

あとものすっごい個人的なことなんだけどたかぴチョクメがものすごく面白いようなので登録しようか迷っている。
個人的にモバメを登録することの抵抗があるというか、その他にも色々あるんだけど、それすらも揺らぎそうなたかぴチョクメ(どうやらツイッターよりも私信に使っているらしくて)許すまじ。私がたかぴチョクメやばい!と暴れ始めたら色々乗り越えて登録できたんだなと微笑ましく見守っていてほしい。





『Fun! Fun! Festa!』、これも大好きだ。ってかBeit曲ぜんぶすき。
友人の恭二Pがスマエンはピエールで想エタは恭二、F!F!F!はみのりさんのイメージ、と言っていたのだがまさにその通りだと思う。コールもすごい好きだ。強欲Pなのでカラオケに行ったら全員分やる。
今回は恭二がいなくて2人だけではあったけど、恭二のパートがどこなのかわからなくなるくらい2人でしっかりパート分けをしていてすごいなぁと思ってしまった。
あと、カエールを手離さないように鷲掴みするホリエルがものすごく好きです。

お神輿を担いできた虎牙道も良かった。
ずんた氏がニコニコ笑顔だったのもものすごくよかった。
あの法被、笑顔の祭りにゃ福来るのときに着てほしい。偉い人、お願いします。
たかぴの早着替え成功して本当に良かったね。
バクステを見るとわかるんだけど、帯ものすごいガチガチに固めているようで、そうじゃないとあそこまでの短時間での早替えは難しいのかもしれないな…と思った。






ハイ、こここらも神セトリ。
『Piece Montee』、2ndやグリツアで披露されているものの、フルでの披露は初めてだったということで驚いた。この曲といえば2ndでの、「双子を喧嘩させないために2回卵を割る東雲さん」が印象的だが、今回はそれを更新したかもしれない。
センターステージの階段が割れて、バルーンでできた「Cafe Parade」と書かれたチョコレートが飾られたケーキが出てきたとき、やっぱり私は「ぎぇええ」と叫んだ。加えて、BDの映像からはそれを持ってくるスタッフが写らないアングルから撮られていて100点だった。そういう気遣いというか配慮があるのはすごくいい。ただ私は信じられないほど馬鹿なので、最初はピアノ線でデベソから引っ張っているのかと光っている何かを探したのは内緒である。





福岡公演当日の3/25が直央くんの誕生日だった、というのは以前ライブレポに飢えていた時期に見つけたブログで知っていた。
だけど、これほどまでに見ているこちらも幸せな気持ちになるということは全く知らなかった。
『ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!』で暗転から直央くんが登場したときに「Cafe Parade」と書かれていたはずのチョコプレートが「Happy Birthday」になっていて、どう変えたのかに頭がいってしまい、しばらくそのことしか考えられなかった。ひとつのことにしか頭を使えない馬鹿である。

直央くんのcvが矢野奨吾さんだというのはもう既に周知の事実ではあるのだが、ボイス実装から3年以上たった今でも「矢野奨吾cv.岡村直央」なんて言われるのは本当に面白い。
私といえばカラオケに行って歌えるのは虎牙道や神速といった類なので、ライブで踊りながら「いっしょけんメェ~~~~い!!」なんて高い声が出せる彼は本当にすごい。

それに、私は矢野さんが「岡村直央」になる瞬間がとても好きだ。
オープニング、一人一人の挨拶の際にもふもふえんのターンのなると彼が何回かまばたきをするのだ。そして次の瞬間には「岡村直央」になってセリフを言う。そして「もふもふえんー」と名乗るときにはもうすでに「矢野奨吾」に戻っている。
『ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!』のラストで志狼くんとかのんくんが登場し、クラッカーを鳴らした瞬間の驚いている彼は「直央」そのもので、たぶん矢野さん自身も次の曲のために二人が登場することは知っていても、クラッカーでお祝いするところまでは知らなかったんじゃないかと思うのに、そこで「矢野奨吾」ではなく「岡村直央」だったことが、私は直央くんが心の底から驚き、喜んでいるように見えて、ものすごく嬉しかったのだ。


あと、ふーくんが提案してくれたペンライトを蝋燭に見立ててふーっと消す演出、ものすごい好きなので、今後ライブでそういった機会があったらぜひやってほしい(直近の4thで一番近いのは5/14の牙崎漣だけど当日じゃないと難しいかもしれないよね…)。





『もっふ・いんざぼっくす♪』、ものすごく好きだ。もふもふえんの曲の中では一番好きだ。とにかく可愛いに包まれているし、今日のオンステ(2019/3/31、ワケミニカフェからニコ生でも放送された)でもしゅごんが「世界中のかわいいを凝縮させたみたい(意訳)」と言っていたがまさにそれに尽きるのである。どんなに人生が疲れていても「ぴょんぴょん!」「めぇめぇ!」「がおがお!」はやると決めている。隣人にうるさいと思われている確率は315パーセントである。

先日開催されたプロミでは、メンタル属性の九郎くん、信玄さん、神谷がこの曲を披露したらしい。世界優しすぎないか??オリジナルも好きだが、私は早くみそじえんの『もっふ・いんざぼっくす♪』も浴びるように見たいので、プロミの円盤を明日出してほしいと毎日思っている。
こんなにエモい気持ちにさせてくれる歌を歌ってくれてありがとう、もふもふえん。ありがとう世界。





今さら白状するのだが、幕張公演や仙台公演が発売された頃、私はモバエムは全くの初心者で、カードの絵柄を出されてもすぐに何のイベントカードなのか判断することができなかった。
だから、この中間部分で流れてきていた「SideMの歴史」のようなPVの中でわかるのはライブシーンなど半分くらいで、モバやステの映像に関していうならほとんどわかっていなかった。
しかしモバエムを初めて約100日以上がたった今、現場のPさんたちの「キャー!」の意味がよくわかる。
ものすごいミーハーだと思われるかもしれないのだが、私は「サイバネティック ウォーズ」が大好きで、中でもZEROが好きだ(といいつつ全部好きだ。強欲Pだからである)。
サイバネ0は初めてゲームのストーリーを読んで涙した作品だ。そこにあの「Genesis Content」が加わると私の涙腺は崩壊し、世界三大瀑布のうちのひとつであるイグアスの滝のようにそれはそれは辺り一面洪水になってしまうだろう。
とにかく、これまでのSideMの歴史を辿ることのできるPVというのはそれだけで315の気持ちにさせてくれるのだ。あと私はNight&Dayの2人3ユニットによる陰と陽のコンセプトがとても好きである。
(早くジェネコン朗読収録されたプロミBD出してくれ…)




私は昨年普通自動車免許を取得し、たまに車を乗り回している。なにぶん、車がないと移動に不便な地域なので、卒業するまでには取っておけと家族からも言われていたのだ。このBDのお迎えも自分の運転である。いつしか、車でどこかに行くときに自分が後部座席で携帯をいじる割合は半分になっているが、この6人の誰かが一緒なら私はずっと右手を空けておくし、なんならテーブルマナーからなにから全てマスターして、彼を辱しめない立派な女性になるというものだ。『Secret! Playful! Drive!』である。
福岡公演はJupiterが不参加ということでS.E.Mのみの歌唱であったが、トロッコということもあり楽しかった。
誰が言ったのかわからないが、S!P!D!とトロッコだけに「轢き逃げ」というのも面白い。私もしっかり轢き逃げされた。
「イヤリング」とか「ネクタイ」とか、相手の年齢層がしっかりとわかる歌詞だというのも、ものすごく好きだ。個人的に好きなのは1番翔太パートの「トランクにバルーンのせた車で」というところ。やーーーーーーーーーらし!!!!!!!!トランクにバルーンなんてやられたら、私だったら驚きが勝りすぎて反応が変になってしまうだろうなと思うのだが、きっとこのお相手は可愛らしく喜んでくれるのではないかと思うと自分との差に絶望すら感じるのだ。
私はあまり歌や物語に自己投影をしないタイプの人間ではあるけど、この歌詞に該当しない人間であることだけはよくわかる。
あとこの曲の次郎ちゃんの歌い方がものすごく好きです。ヨシキありがとう。





『フェイバリットに踊らせて』。
私はFTTFでも書いた上述の勉強をしながら、最終学年になれたときのために就職活動も同時進行で行っていた。
そこでだいたいの人間がぶつかるのが、「自分は何をしたいのか?」という疑問である。私自身は好きを仕事にしないことを悪だとは思っていないし、好きなことを仕事にすることが完全な善だとも思っていない。だからこそ、自分がしたいことが何なのか、迷う日々が続いていた。
そこで出会ったのが、咲ちゃんの座右の銘「大好きって言葉、大好き!」である。
FTTFを初めて聞いたときレベルに震えた。こんな言葉がこの世の中にあるんだと思った。咲ちゃんのことを私たちPは全て知っているわけではないけれど、咲ちゃんの全てはこの言葉に詰まっているような気がした。

咲ちゃんの言葉を聞いて、私は中学生のときに友人と交わした約束を思い出した。声優志望の友人は今まで出会ってきた誰よりも馬が合って、色々な話をした。オタクの話だったり、真面目な話だったり。「私が声優になって、さーちゃん(私のことである)の作るゲームに出たい」。彼女とした会話で一番覚えている。今でも連絡を取り合う仲ではあるけど、彼女は今年、本当に声優になるために東京に行くらしい。美人で、決断力があって、気遣いができて、しっかりとした考えを持った彼女ならきっと成功すると信じている。

咲ちゃんの言葉で私は、少しでも彼女と交わる道を探すことに決めた。ゲームは作れないけれど、私も"好き"を胸を張って言えるような、そんな自分になりたい。叶うかはわからないが、自分も"夢"を追いかけてみようと思う。
私の好きな言葉は、「『大好きって言葉、大好き!』って言葉、大好き!!」である(ややこしくてごめん)。

話は戻るけど、この公演でのえのきじゅんやによる伝説発言「高塚ならいいのかよ!」が見られたのはものすごくラッキーだった。
だって、みのりさんが咲ちゃんに渡したブーケ、みのりさんソロの花束とは違う、くまちゃんつきの可愛いブーケでしたよね!?!?ピエールも咲ちゃんが座る部分にハンカチを敷いてから案内するという用意周到ぶり…。そらぁビンタされませんわ。いやというかピエールその技いつ学んできたんだい????オバチャンは嬉しいよ。あと咲ちゃんがかわいすぎる。かわいすぎるんだってぇ…。2ndも好きすぎるからもう一度見たい。





「きすかっちん! きすかっちん!」コダマリアダンスうまっ…。『ワンホール=ワンダーランド!』
「ライブもおもてなしも食べたいのも 合言葉"ホール"で!」って歌詞天才すぎないか??同音異義語っていいよな…。
コールがものすごく楽しい曲なので希望をひとつ言うならF!F!F!のようにバックスクリーンにコール歌詞出してほしい…。あとMarchen Sweetの衣装すごく巻緒に似合ってたよね…あれ絶対マリアも似合うと思うから、もし、もしでいいからゲームイベの衣装を現実実装する日がきたら、巻緒はMarchen Sweetにしてほしい。よろしく頼んだ。





私の中での大好き歌詞ランキング2位『Reversed Masquerade』。
Cメロの「パレード パレード…」でアスランが軸になってぐるぐる回るところとか、アスランの「こうでなきゃなんてありえない!」とか、ゾンビダンスとか、ものすごく好きポイントが多すぎる。
ここ、マリアがオーディオコメンタリーでたくさん話してくれていたのでよかったら聞いてね。
少しダークな曲調に明るい歌声、ゾンビダンス、まるでフランス革命のような解放感ある歌詞、そのアンバランスさがものすごく好き。あまり考察とか得意ではないし、いやお前何言ってるんだと思われるのは百も千も承知なんだけど、転校初日の朝とかに聞きたい。カフェパレは猫被ったりしない、ありのままの自分でいようと思い直させてくれる、素敵な方々です。
カフェパレ信者より。





ゾンビを浄化浄化…『Sweep Your Gloom』。
これ、初っ端から「すまないが見逃せない性分さ」から始まるじゃないですか、いや雨彦ーー!!!!!となりますわそれは。雨彦さん、そらフランスに引っ張られますわ、315。

私がSideMに突っ込むきっかけとなったひとつに駒田航氏がいて、当初彼が歌めちゃ上手いと聞いていて、SideMのことを何も知らないとき彼だけが抜きん出て上手いと思い混んでいた過去があり。
ところが幕張PVを見たとき頭が混乱し始めた。「何この人…めっっちゃうまいじゃん………」それが葛之葉雨彦役の笠間淳さんだった。
笠間氏が「胸の勇気が~」と歌い始めたとき、やばいと思った。「めっちゃ好きなタイプの声じゃん…」と。今まで低音系の声優さんのことを「好きになる…」と思ったことはあまりなかったのだが、そのときは直感で思ってしまったのだ。すき…。
包み込むような声色が私の思考をも包んでしまったのだろう。

だからこそ、このソロ曲のように「ほら、顔を上げてみろお前さん」というような歌は雨彦さんとしても、雨彦さんの声帯としても解釈の一致だったのである。オリピ好きな曲ランキングを作れと言われたら、もちろん全員分好きだけれど、この曲は雨彦ボイスに包まれた私の思考が否が応にも上位に食い込ませてくることだろう。





プロミの歌詞が好きな曲ランキングにソロ曲で唯一ランクインした曲がある。北村想楽の『Flowing Freedom』である。
漏れなくこれも私はめちゃめちゃに好きだ。特にサビの「他人と違うこと、恥じたってしょうがないね」ゾクリとする歌詞である。ビビりますわ、これは。
そして皆様方が仰る「『裏書きの滲む面でお持て成し』」のゾーン。「お持て成し」と「表無し」をかけているのか…うまいな…その紙って半紙なのかな…でも半紙って表裏あるしな…とか余計なこと考えてしまう頭は早く滅したい。概念だよ概念。

そして半紙よりも何よりも私がこの曲の中で好きなのが、一番サビ最後「君は君を識らなきゃね」から二番サビ「気づいてるよね、本当は」からのラスサビ「僕も僕を識らなきゃね」までの変化。
最初は想楽も「君」に向けての歌だと思って歌っていたんだと思う。だけどだんだん「僕」に向けてのものでもあるのではないだろうか。
二番サビのところで「気づいてるよね、本当は」と歌っているから、めしかすると想楽は自分自身がそれまで「取り繕っている(いた)」ことを気づいていながらも気づいていないフリをすることがあったのかもしれない。だけどこの歌の数分の間に想楽は気づくのだ。『Flowing Freedom』は歌う本人にも影響を与えたのではないかと思っている。そのくらいエモエモな歌詞だし、芭蕉の句のように315年後も嗜まれる歌であってほしいと思っている。

そしてふーみんがつけていらっしゃった赤いカラコン…!!BDで買って良かったと改めて思った。ふーみんの目はもともと好きな私だが、カラコンというひとつのアイテムが加わるだけでこんなにもたくさんの人が彼の瞳に注目してくれるなんて…うれしいなぁ…。キモおじさんが出現しないうちに退散。



『Legacy of Sprit』、イントロからフリがすごく好きだ。笠間さん、ふーみん、駒田氏3人とも歌ウルトラスーパーうまい集団でありながらダンスミラクスペシャルうまい集団でもあるから315だ。
コールが比較的少ない曲ではあるけれど、「さっちふぉーざらいずぅん!」とクソ発音を大声で叫ぶのはもはや日課である。



『RAY TO LIGHT』。
Pになるにあたって、入り口は皆人それぞれだが、ひとつ何かが違えば今の担当アイドルではなかった可能性が往々にある。私は冒頭のような出会い方をして硲道夫担当になったわけなのだが、一歩違えば担当になっていたであろうアイドルというのが牙崎漣、そしてTHE 虎牙道なのだ。
こんなことを言うとフィジカルPにボコボコに殴られて倒れた奴らの同情するほど甘くないなどと言われてしまいそうなのだが、今までのオタ歴からいってフィジカル系を好きになるということはあまりなかった。だからSideMのフィジカル集団であるTHE 虎牙道には一番最初に出会わなかったのである。

4月、モバエムのサイメモ更新は漣だった。私は漣だと知った瞬間、それまで進めていたアイドルから漣にシフトチェンジし、懸命に漣のサイメモ進めている。これには自分でも笑ってしまった。
サイバネが好きだと言ったが、無印のTHE 虎牙道は最高だった。もともとBeitが好きなこともありBeit目的でサイバネを読み始めた私だったが、完読した頃にはTHE 虎牙道ありがとうありがとうありがとう…と3回空を拝んだものだ。

そのTHE 虎牙道ファンになったきっかけにこの曲がある。最初はラップが格好良い曲だと思っていたのだが、サビの「本当のスタートライン」でド肝を抜かれた。
THE 虎牙道の考察ツイートを読んだ。全てに同意を送りたいし、新しい発見もあった。
例えばタケルソロの「スゲーって思える背中 何かと張り合ってくる横顔には負けたくないけど」というフレーズ。ここで「背中と横顔が見えるってことは虎牙道3人みんな前を向いてるということ」という文を見てヒャーーッと全く可愛らしくもない声を上げたものだ。これは私自身の考えになってしまうのだが、3人はずっと前を向いていたけれど、同じラインに立つということはそれまでなかったのではないかと思う。道流は前で2人を見守っていたのだろうし、漣とタケルは並び合うという感じではなかった。だけど3年一緒に仕事をしてきて、様々な経験をしてきて、ようやく同じスタートラインに立てたのかもしれない。
これからの3人の成長が楽しみである。



少し順番が前後する。
『スマイル・エンゲージ』、315だった。
スマエン、めちゃめちゃ好きだ。あのピエールの愛しさに溢れた歌声に、優しさに包まれたみのりさんの歌声、そしてちょっと青臭い恭二の歌声。Beitの3人が大好きだ。死ぬほどすきだ。幕張1日目BD観賞では本当に死んでしまった。人間って本当に驚きに満ち溢れるとひっくり返ることってあるんですよ。私のことです。

今回ホリエルとたかぴの二人がステージやバクステでよく口にした、「今日は恭二が来られないから」という言葉。ぶっちゃけ言ってしまうと来られないのはうめめなんだけど、「今日は恭二が来られないから」というのはすごく良い表現だったと私は思う。2人にとってアイマスライブというのは「SideMのアイドルたちのライブ」という認識なのだと思ったし、ホリエルとたかぴが2人でカバーする、というよりは「ピエールとみのりさんの2人で恭二の分をカバーする」という心意気のようなものが見えた気がして、泣いてしまった。

たかぴとホリエルは今でこそよく遊ぶ友人、いわゆるイツメンなのだが、2人が初めて会ったとき、帰りの電車で
高「これから長い付き合いになると思いますので、よろしくお願いしますね」
堀「あっ、よろしくお願いします…」
という会話を交わしたというエピソードがある。そこからのあのデベソステージでお互い視線を交わした瞬間を見たときに更に泣いた。
ラーメン男子を見よう。



エウレカダイアリー』、最高である。
私の大大大大好きなS.E.MとBeitの曲。神かよ。神じゃん。私を殺す気なのか??
この曲、歌詞もすごく良いのだが、個人的なことを言うと振り付けのほうがめちゃくそ好きである。2ndアニバーサリー02の歌詞カードを見てもらえればわかるのだが、エウレカダイアリーは他のF!F!F!やサマホリと比べて長音が多いので歌詞の量が圧倒的に少ない。曲調もどちらかというとゆったり系なので、あまり振りはないものだと思っていた。
ところがこの福岡公演見てみると、はーーー!どっこい。AメロBメロサビ、めちゃめちゃ動くやないかい~~!!
なお、私は昨年12月に行った2nd観賞会でもエウレカダイアリー披露を見ているはずのなのだが、あのときは初のSideMライブ観賞会のあまりのビッグバン効果により全く何も覚えていない。(しいていうなら喝彩!でバックスクリーンに太字筆字で大きく「喝彩!」と出てきたことは覚えている)
「やーーーーっぱりベムは最高ですわ!!!」というのはエウレカダイアリー後部屋中に響き渡った私のクソゲス声発言である。



『Beyond The Dream』、『GROLIOUS RO@D』、『DRIVE A LIVE』と、全体曲はどれも良い。
一発目の『Reason!!』でもそうだったのだが、私は普段センターではないアイドルがセンターになる瞬間がとても好きだ。
私は3次元アイドルで坂道シリーズを応援しているのだが(乃木、欅、日向のことだ)、今までセンターになったことのなかった子が新センターとしてシングル曲の表に立つ瞬間は毎回選抜発表を見ていて興奮するものがあるし、これからこのグループにどんな化学反応を起こしてくれるのか、とても楽しみにしながら応援している。
SideMの場合、化学反応とかそんな大々的なことではないけれど、例えば今回の『Reason!!』ではサビでマリアがセンターに立った。仙台公演の『GROLIOUS RO@D』ではラストでひろひろがセンターに立ったことがものすごく印象に残っている。
ちょっと今頭がパァになって今回のラスト3曲でセンターだったアイドルを思い出せないのだが、私は今はまだセンターに立ったことのないアイドルたちにもセンターに立ってほしいと思っているし、これからも「そうだろ?」ガシャや「Wow」ガシャでAltessimoやTHE虎牙道が回ってきたときにはチンパンジーのように手を叩きながら地面を駆け回ってしまうであろう自覚がある。
1stや2ndではドラスタがいたし、最もそういったガシャ曲はなかったので何とも言えないのだが、こんなにパート割りガシャを楽しみにできるのは3rdがツアーであったからだろうし、これからももしそういう機会があったなら、私はパート割りガシャとセンターガシャを楽しみの1つとして持っていようと思う。





ここでライブは終了となるのだが、飛ばしてしまった先ほどのところへ戻る。

S.E.Mのパートである。
まず、仙台のユニット曲からの道流ソロのときも思っていたのだが、ユニット曲→ソロって鬼畜すぎん!?と思う。逆もきっときついのだろうけど、それを今回成し遂げた伊東さんにはもうすごいの一言に尽きる。
『∞Possibilities』からの『Learning Message』。
私にはいくつか神のように崇めているディスクがあって、そのうちの1つがオリピ08である。
一番手から推し、準担当(というシステムは軽率に担当を作ってしまう私が設けた制度である)、担当、ガチ恋製造機、信者で構成されたこのオリピ08は私にとってのバイブル(?)のようなものであり、毎日のようにこの5人で構成されたCDを耳から摂取しながらジャケットが穴が開くほど眺めたいというクソキモオタクを発動させてしまうものだ。

私はもともとS.E.Mが大好きなだけあって道夫先生ソロの『Learning Message』は大好きなのだが、何よりも注目してほしいのはその歌詞だ。
「勉めを強いる? 違う、勉めて強くなろうとする 君のために少しだけ先に生まれた経験を手渡そう」
「学んで気づく可能性がそこにある」
「努力は公式じゃない 答えは一つじゃない」
神かよ。
松井神は神かよ。
このときほど、日本に生まれて良かったと思ったことはないと思う。それまでトップにいた"炙りえんがわのお寿司を食べたとき"以上だった。
S.E.Mの担当でよかった、と思った。
勉強がんばろう、と思った。
今まで生きてきてよかった、と思った。
私、この人の担当なんだよと世界中に触れて回りたいと思った。
そのくらい私は道夫ソロに無限の可能性が秘めていると思ったし、もしこれから私のように「学ぶこと」に疑問を持っている学生がいたら、これを聞いてほしい。
私は、彼のソロ曲、ユニット曲を聞いて、世界を変えることができました。


道夫先生は「生徒を導くため」にアイドルになった。それはもともと「先生では導くことができない」という考えからだった。本当の本当の最初、私は「教師よりもアイドルのほうが導けるだなんて…いや、そんな訳ないから。普通に教師やっていればよかったのに…」なんて思っていた。普通の教師が、学校にやってきたスーパーアイドルのライブを見て「生徒を導くのはこれだ!」なんて思考になるはずがないと思っていたからである。
今はそれを315億回ビンタしても全く足らない。目の前に過去の自分がいたら、きっと「んなわけあるか!!!」と馬乗りになって叫んでしまうだろう。

私は道夫先生が「生徒を導くのはアイドルだ!」という思考をしてくれる人間で良かったと心から思っている。
ちょっとヘンクツな服装をしていてもいい、学生服を着ていたっていい。
どんなに変でも、それを本気でやることが大切なんだ。

私は勉強が死ぬほど嫌いだ。

なんなら今すぐにでも縄文時代に行って、フーリエ積分やベクトル解析というものをやらなくてもいい時代に飛びたいと思っている。
ニュートンが林檎を見た瞬間をずらして少しでも数学の進歩を遅らせたいとは常々思っているし、なんならずっと天動説でもいい。
男はマンモスを追いかけ続け、女は家で子供を育てる時代だと言われても、それが叶うのであれば私はマンモス隊に志願する勢いだ。生まれた場所が古代ヨーロッパであるならば、私はテルマエ・ロマエのように風呂を作る肉体労働奴隷にでも参加しよう。

そのくらい、勉強はしたくないし好きだと思ったことは一度もない。


だけど今は少しだけ、勉強を頑張ってみてもいいかな、と思っている。
道夫先生が「学んで気づく可能性はそこにある」と言ってくれているように、少しだけ、叶うかどうかんからない夢に可能性を見出だしたくなったのだ。






私は4月から最終学年である。